THE RUNNING 走ること 経営すること

Running is the activity of moving and the managing of something.

そうだ チームジャージ、つくろう!

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梅雨入り直前の好天。いまだリカバリーモードから脱していないこともあり「武蔵五日市⇔都民の森」ヒルクライムへ出かけました。山間の水田も田植えが終わり、水面と緑、そしてあぜ道の花が美しい!

 

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それにしても今日はよく抜かれました。レースでもないのに十人単位です。実力差がありすぎてついていくことも出来ません。気持ちを切り替え、景色を愉しみつつマイペース、マイペース。

 

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上りゴールの「都民の森」で糖分補給(ソフトクリーム)していると、ディーバのメンバーからこれから上がってくると連絡あり。「おおっ、途中で会えるなぁ」と下りの楽しみが出来ました。

 

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ところが、実際に探してみるとヘルメットとサングラスが標準装備のため意外にわかりにくい。チーム走行に出会う毎にスピードを落としてじっと凝視、ちょっと怪しげだったか。それでもなんとか、合流できました。

 

ん~なんか足らんな。。。

 

そうだ チームジャージ、つくろう!

実学2.0 インタンジブルな投資への憂鬱

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これまでバイブルのように幾度となく読み返して来た本はいくつもありますが、稲盛和夫さんの「実学」もその一つです。経営における会計の重要性とともに、会計を換骨奪胎し自分達の価値創造の道具とせよということを事例を通して書かれています。

実学が最初に出版されてから約20年が経ちました。その間、会計ビックバンと呼ばれる会計制度の大改正が行われ、IFRSの任意適用も始まり当時とは会計基準も大きく変化しました。

一方、実学としての会計進歩が進んだかと言えばその限りでは無いように思います。確かにグループ経営のための連結会計が中心となり、資産の時価評価が導入され、グローバル化を推進しやすい?IFRSの選択も可能にはなりました。しかし、それぞれの企業にとっての価値創造の道具となっているかと言うと難しいところです。

例えば、日本企業は資金を貯め込んで投資に使わないという話があります。資産効率という点では、目標ROE8.0以上を掲げた伊藤レポートが2014年に出てから、上場企業の一般的な指標となり総じて改善が進んでいます。

では個別企業の相対的競争力は向上しているのでしょうか?わかりやすいところでFortune500のリストに乗る日本企業数で見てみるとROEの改善著しい2014年からでも57社から51社に減少しています。ちなみに1995年は149社でした。f:id:runavant:20180519191507j:plain

何故か?ソフトウェア事業に関わる人間として、個人的にはインタンジブルアセットつまり、目に見えない価値である無形資産への投資が進んでいないことにかなり大きな原因があると考えています。

この20年でインタンジブルアセットというものが経済に占める割合が大きく変化しました。にもかかわらず、グローバルベースで見ると日本企業のインタンジブルアセットへの投資額は大きく遅れを取っています。ノーリスク、ノーリターン、投資無き領域に未来の果実はありません。それが競争力の低下という形で現れています。

ソフトウェアの世界ではその差は歴然です。米国ではGAFMA(注)のような超大規模の高収益企業を頂点として、ベンチャーを含む沢山の企業が「同一産業プラットフォーム」の上で活動しています。それにより、ビジネスモデルや知財・人財などのインタンジブルアセットが評価出来るベンチャー企業は、多様なEXITオプションを背景に会計上赤字であっても資金ショートを気にせず事業成長に集中することが出来ています。

とはいえ、リーマンショックを引き起こしたサブプライムの構造とも同じ文脈なので一度破綻がおこれば連鎖リスクはありますが、インタンジブルアセットへの投資を加速させることが将来の競争力を高める以上程度の差はあれど、取るべきリスクです。

以前の日本株式会社の強さもある意味同一プラットフォームに乗っかった企業群の強さであったように思います。プラットフォームもライフサイクルがあるのでかつてのモデルの優位性は消滅しました。そして、現在の日本には時代に合った強力な産業プラットフォームは存在していません。

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それはさておき、企業として出来ることは何かということになりますが、事業継続力を確保した上で可能な限りインタンジブルアセットへの投資を最大化する道を実学として確立していくことがその一つであると思います。

いくら目に見えない資産といっても、計測できないものへ投資は出来ません。現在の会計基準で計測できないのであれば実学としての計測に挑戦するしかありません。

お金は存在するだけでは実業的価値を生みません。しかし、お金を価値創造につながるインタンジブルアセットに置き換えることを加速できれば生き金となり、インタンジブルアセットから得られる未来の果実も大きくなるでしょう。もちろん異次元のリスク管理能力がセットです。

月次のルーティンとなっている取締役会での社外からの健全な進化圧により、創造的実学会計も活用して、会計基準に縛られたインタンジブルアセット投資への憂鬱を吹き飛ばさねばとの思いが強くなっています。

(注:GAFMA:Google Amazon Facebook Mcirosoft Appleの総称)

STY2018完了!UTMF行きますか?

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GW初日、四年ぶりの再挑戦だったトレイルレースULTRA-TRAIL Mt.FUJI2018のSYTに参加してきました。

 

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UTMF・STYは年により開催時期が秋になったり、コースが東ルートになったりと毎回コンディションが異なります。今回は、前回参加した2014年大会と同じ春開催、ルートも西回りとほぼ同じもの。再挑戦の身にとってはありがたい設定でした。

 

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前回早々に脚を使い切ってしまった天子山地(30キロ~40キロ地点)でしたが、今回は順調にクリア。同時開催100マイルのメインレース、UTMFの先頭選手はSTYから3時間遅れのスタートでしたが、この天子山地で次々と走り抜けていきました。早いランナーの邪魔にならぬよう、その都度道を譲ります。写真はその時の様子。

 

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天子山地では気温が下がり霧もでましたが、山を下り始めると天候回復。月の光に照らされた富士山はなかなか幻想的。ここから10キロ下ると前回のリタイア地点である「麓」。今回はこのエイドステーションでコーラをがぶ飲みして富士宮やきそばをお替りして元気回復。無事関門を通過しました。

 

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点滅ライトが必携品のレース。前方を行くランナーの赤、青、緑などのカラフルな点滅ライトを追うように進みます。この時点ではまだ元気でしたが、この先の峠を超えて本栖湖を抜けたあたりから、空腹だけど食べられない胃腸不良とエネルギー不足からくる妙な眠気に悩まされました。

 

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鳴沢氷穴を過ぎた朝4時半頃には空が明るくなり眠気も解消。写真は5時過ぎの紅葉台付近です。この頃になると不思議と気力回復。ここまでエネルギーを温存するために脳がスリープモードになっていたのだろうか。

 

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ゴールのある河口湖が見えてきたところ残り6キロ地点。19時間弱のショートトリップ。ゴール直後の感想は「長いレースはもうやらん」でした。とはいえ、四年前の借金返済!スッキリしました。

 

感想

今回参加してあらためて痛感しているのは、「ロングはダメージが大きい」というものです。レース終了直後はそれほどダメージを感じなかったのですが、日を追ってインナーマッスルや内臓疲労に起因するトラブルが生じ、レースから一週間たっても完全リカバリーとはいきません。

ロングが身体に悪いことはわかっていたので、年に1本ハセツネだけにしていました。しかし、UTMF・STYは人気レースで当選確率は五分五分、まぁ当たったら考えようという軽い気持ちでエントリーしたのですが、当選通知があった時は正直燃えるものが込み上げてきました。やはり、四年前のリタイアがどこかに引っかかっていたのでしょう。

とはいえ、ロング仕様に身体をつくっていないのでどうしたものかなぁと思っていたところにイギリス人の知人で、年齢は私よりも6歳年上のロジャーからUTMB(フランスで開催される世界最高峰の100マイルトレイルレース)に挑戦するというメッセージをもらったことで火がつきました。

先日、iPS細胞の山中伸弥先生が今年のフルマラソンでパーソナルベストを出したという記事を読んだときも同様です。ランナーでもある村上春樹さんが著作の中で50歳がピークだったというものを読んだことで俺もそろそろペースダウンかなと考えていましたが、そんな思い込みも軽く吹き飛ばされました。

老化には逆らえません。なりゆきに任せるとパフォーマンスも衰えていくものです。しかし、老化がストレートに反映するスポーツでも工夫と意志次第でパーソナルベストを出せる領域があることをロジャーや山中先生のようなパイオニアから刺激をもらい自分もチャレンジを続けることが出来ています。

実際、今回レースに出て四年前よりも確実にトレイルランナーとしてのスキルが向上していることを実感しました。前回あれほど苦しかった天子山地も、今回は余力をもって越えることができました。ゴール時点でもまだまだ余力を残していました。準備と回復をしっかりやればまだ行けそうです。

走り終えて「もうロングはもうやらん」と思う反面、本大会のメインレースであるUTMFが気になり始めています。真夜中にもうろうとして歩いている最中も「もうやらん」と念仏を唱えていたにもかかわらずです。面白いものです。

さて、次の目標、どうしようかな。

怒髪天の「夏の扉」が凄すぎて、思わず昔の記憶が。。

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先日、NHKBSのTHE Coversで見たロックバンド「怒髪天」の「夏の扉」があまりにも衝撃的で、無性に松田聖子の曲が聴きたくなり今日のトレランBGMは「聖子ちゃん」特集。高校の時の北アルプス登山合宿のバスの中で、何時間も延々と松田聖子の曲が流れていたことを思い出しながら、新緑の奥多摩でいつもよりゆっくり走って来ました。

 

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次々に流れる曲の詩は、今でこそ聞くと笑いどころ満載なのですが、インターネット以前の世間から隔離された全寮制の男子高生徒達にとっては恋愛のバイブルでした。寮の仲間とファンクラブに入りハチマキを巻いてコンサートで叫んでいました。その詩を信じて現実社会で玉砕した仲間は数えきれません。もちろん私もそのひとり。でも、夢はあったなぁ。

 

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フレッシュ!フレッシュ!!フレッシュ!!! おおおっ、新緑のパワーと相まって元気回復!さて、いよいよ来週は92キロのトレイルレースSTY、この勢いで完走なるか?

再挑戦!もうすぐウルトラトレイル・マウントフジ2018

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今月、2018年4月27日~29日にかけて6回目のUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)が開催されます。富士山の周辺を巡るレースで、競技は170キロのUTMFと92キロのSTYの2種目です。

私は2014年以来2度目のSTYにエントリーしています。前回は50キロ地点の関門でタイムアウトとなりリタイアしました。

実はこのブログのプロフィールに使っている緑色のジャケットを着ている写真は、そのリタイア直後に撮った落ち武者写真です。

ペースがあがらず仰ぎ見た星ゾラがやたら美しく、未だに脳裏に焼き付いています。他のレースも含め、リタイアレースは記憶に強く残ります。

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上の写真は西湖の南側にある三湖台から南西に向けて撮ったものです。

富士山こどもの国から約30キロ走り、写真左から中央にかけての天子山地を越えて中央の本栖湖に抜け、右の中ノ倉山を越え、今後は左へと樹海の中を抜けてきます。撮影場所は約80キロ地点です。

本番はほとんどナイトランで景色は愉しめないのですが、日中の試走では白銀に輝く南アルプスにしばしば目を奪われました。

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確か4年前は24時間だった制限時間がいつの間にやら20時間になっていました!なんと。。ギリギリの走力である私にとってはかなり厳しい制限時間です。

大きなイベントや海外出張などが重なり、さすがに身体がストライキを起こしている状況ですが、「楽は苦の種、苦は楽の種」という道歌もありますし、安全第一で苦しんで、いやいや愉しんで参ります。

BE GLOBAL、経営組織の国際化のすすめ

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先日とある会合で聞いた話が印象的でした。全体テーマは世界経済と日本企業の課題という包括的なもので、経済統計や学術調査のデータを元に今後の進むべき方向感を考えるというものです。

その中で国別の国際競争力ランキングで有名なスイスの国際経営開発研究所IMDのワールドタレントランキングにも簡単に触れられました。

調査対象63カ国中、日本のタレントランキングは国際経験63位、経営者能力58位、言語能力59位といずれもほぼビリです。

ダボス会議で有名なWEFの国際競争力ランキングが137カ国中9位に対してあまりにかけ離れた評価であり、違和感を超えたものを感じました。

企業のグローバル化が当たり前になって久しいにもかかわらず、経営者の国際競争力が向上しないのはどうしてか?ということですが、答えはシンプルで「経営者を取り巻く環境の国際化が他国と比べて進んでいない」ということでした。

世界中の国から人が集まっている米国はもとより、中国も多民族国家、そしてEUはもっと複雑です。そこで活動するマネジメント組織はグローバルが所与です。一方、日本の組織は世界の市場へ打って出るGO GLOBALでは成果を上げ、現場の国際化も進んでいますが、自国の環境が相対的に豊かで安定していることもあり、経営組織の国際化が著しく劣後しているということす。

モノからサービスへビジネスの重点がシフトする社会において、経営組織の国際化は持続発展するために欠かせない重要な方向性である。IMDの情報はこれまで接点のあった外国企業や実際に社内で起きている変化とも符合し、BE GLOBALの重要性を再認識するものとなりました。

アバントグループ、東証一部へ上場しました。

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3月7日、アバントグループは東証一部市場へ上場しました。グループ各社の代表メンバーとともに東証のセレモニーに出席して来ました。

100年企業への道筋としてTSE1を明確に目指して来たこともあり、感慨深いものがあります。

 

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おもわず涙腺が緩んでしまうような事を含め、さまざまな出来事を共有してきただけに、一緒に走ってきた仲間には特別な感情があります。

 

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返す返すも、本当にたくさんの方々に支えて頂いています。これまでかかわってこられた方々の誰一人が欠けても現在のアバントグループはありません。

 

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グループ五社での東証一部上場にちなんで、参加メンバーと五種五本のワインで祝杯をあげました。思い出に残るよい記念日になりました。

 

継続は力なり、これからも100年企業の創造に向け前進(AVANT)して参ります。