昨日サンフランシスコに到着しました。カリフォルニアの晴天を期待していたのですが天候は雨ベース、現在の気温は11度です。今年は雨が多いらしいのですが、心なしか緑が多いように感じます。
時差ぼけに弱い
海外出張、特に時差の大きな出張は身体へのダメージが少なくありません。時差なんかへっちゃらだよという人もいますが、私は全くだめです。
これまで時差ぼけ対策をいろいろ試してきたのですがいずれも決め手を欠いてきました。例えば、海外出張の三日前から現地の時間に生活リズムを合わせてみる。到着した日はどれほど眠くても夜まで我慢する。到着早々、できるだけ太陽の光を浴びて運動する。睡眠を促すメラトニンを使用する。一般的にいわれている方法は大抵試してきましたが二、三日で時差ぼけ解消ができたことはありません。
毎日が徹夜明け状態
時差ぼけとは、毎日徹夜して昼間仮眠をとって過ごしているようなダルさと、徹夜している時に時折襲ってくる異常な眠さがメインの症状ですが、東京にいるときと同じように一定の時間に眠くなり、朝も一定の時間に自然覚醒するというところまでまで改善されるには2週間程度かかります。
一度現地に身体のリズムがあってしまうと今度は帰国してからの回復にも負荷がかかります。この負荷が馬鹿にならず、時差13~14時間の米国東部出張の場合、平常のコンディションに戻るまで帰国後最低でも1週間から2週間、微妙な差ではあるのですが、完璧に戻ったと感じるまで3週間はかかってしまいます。
人の身体が一日で自然に補正できるのは1時間程度という話をどこかで聞いたことがあるのですが、経験的にもだいたいそんな感じです。
体内時計に素直に従ってみる
そんなこんなでたどり着いたのが「現地の時間に無理に合わせない」という方法です。以前は現地時間に身体のサイクルを無理にでも合わせようとしてかえって睡眠不足が重なり疲労を蓄積していました。また、食事も内蔵の事情を考慮せず無理矢理現地時間で普通にとることで内臓への負担を強め胃腸の不調を増長してしまい体調を崩すことも少なくありませんでした。
シンプルに「眠いときに寝て、食べたいときに食べる。」それだけです。そうすることで時差ぼけの二大要素である睡眠不足と内臓負担を軽減することができます。
もちろん予定があるので簡単ではありませんが、眠いときは時間があれば少し昼寝をしたり、食欲がなければ食事はできるだけ軽く済ませてしまうなどして調整します。そうすることで以前と比べると少しはましになりました。
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身体の強さや特性は個人差があります。時差ぼけ対策にかぎらずダイエットや運動パフォーマンスの向上などには様々な方法がありますが自分にあった方法を見つけ出すことは重要であると同時になかなか難しいものです。
とはいえ、私の場合体調不良にとどめを刺すのは酒の飲み過ぎです。結局は酒を控えれば万事良好?いやいや、ほどほどに愉しみながらなんとか元気に過ごしたいものです。