THE RUNNING 走ること 経営すること

Running is the activity of moving and managing.

ランランコロリ、健康法としてのトレイルラン

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走ればなんとかなる。

社会に出た頃からの私の健康法です。健康法と言ってもメンタルの方です。心が重くなってどうしようも無い状態が続くと意を決して走っていました。走る事で何とか健康を維持して来た事実を振り返ると、私には合っていたようです。

しかし、40代の中頃までランは日常ではありませんでした。体調を崩して薬を飲むようなものです。それが、山を走るトレイルランニングの大会に参加した事で大きく変わりました。

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初レースは2012年6月の富士忍野高原トレイル。雨の中、約34キロを6時間かけて辛うじて完走したのですが、その行程で起きた様々な小さな事件、乳酸がたまり脚が上がらなくなったり、軽い低血糖で朦朧としたり、後悔と昂揚感が交錯したりと、普段経験しない身体のトラブルから人間の身体への好奇心に火が付きました。

それ以来、トレイルを中心にランは生活の一部になりました。富士登山競走やハセツネと言った実力不相応の目標を維持することで、それを軸とした健康管理は以前と比ぶべくもありません。食、睡眠、トレーニング方法と幅広く配慮するようになりました。

 

さて、今日は富士忍野高原トレイルの第十回記念大会、昨年同様ショートへ参加しました。昨年は全力出し切り走でしたが、今年は心肺八部走(腹八部のようなものです)へとモードチェンジ。コースは昨年と逆回りのため単純比較は出来ませんが、タイムを3分落としつつも、平均心拍数は166から151へと激減。ダメージ改善への効果は絶大です。

起伏とバリエーションに富むトレイルは工夫次第でいろんな走り方を楽しめるのも醍醐味です。健康法は人様々ですが、私はピンピンコロリならぬ、ランランコロリです。

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(ランニング部のメンバーと)