「なんでこの会社を創ったのか?」案外シンプルに答えるのが難しい問いです。私自身、創業時から自分に問い続けています。
事業環境はめまぐるしく変化します。その変化に適応していくうちに創業の志がぼやけることがあります。そのまま放置すると、次第に経営戦略もよくわからなくなります。だからこそ、毎日のように問い続ける必要があります。
経営を続けていると、なんらかの究極の選択を迫られる機会は一度や二度ではありません。しかし、初志まで捨てる選択が必要な場合はきっぱりと経営をもっと適切な人に引き継ぐべきでしょう。(まったく悪いことではありません)
初志は起業家(ファウンダーという意味で狭義の企業家)のパッションの源だからです。
起業家が初志と向かい合い続けることは、自分に恥ずかしくない経営者としての行動を磨くための基本ですね。5月26日は26回目の当社の創業記念日、いつも以上に初志と向き合います。