THE RUNNING 走ること 経営すること

Running is the activity of moving and managing.

ん?と感じたら「対話」しよう!

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「ん~、なんか行き詰まっている」

私の場合、これまでのやり方が通用しなくなった時、言い換えると、変化への対応がうまく出来なくなったときにこの行き詰まりを感じます。しかも、面倒なことに、放置して解決することはほぼありません。

個人的にもっとも効果的に感じている解決策は「対話」です。

ここでいう「対話」とは言語による創造的な活動のことです。何かの答えを求める相談ではありません。自ら仮説や行動を生み出すための活動です。

ざっくり、対話にはいくつかの種類があります。

まず第一に、自分のことをよく知っている人との対話。家族や友人、先生などこれまでの自分をある程度理解している人たちとの対話です。

第二が、自分との対話です。「内観」という言い方もあります。自分をもう一人の自分と見立てて対話するものです。自分の内面を言語化することが重要です。

第三は、自分を知らない人との対話です。ここには、お互いに少しは知っている場合や、自分は相手を知っている場合、双方ともに知らない場合などかなりバリエーションが広がります。

創造的な対話は、この三つが深く行われている時にスパークすることが多いようです。

まず身近な人との対話を欠かさず、その上で自分を深く見つめ続ける。その基礎をもって多様な外部の刺激を求める。これらにより、自分の変調に気づき、その真因を理解し、新たな何かを見いだすことが出来ます。

と、少々堅苦しく書きましたが、結局の所、「創造的対話は愉しい!」これにつきるかもしれません。ん?と感じたら対話、ですね。