
昨日は、勝手に当社の神事と位置付けている富士登山競走だった。アバントグループからは山頂コース4名と合わせて総勢23名が挑戦し、2名が山頂ゴールした。
日本でも屈指のガチレースである。参加するだけでヘンタイ扱いされる(笑)が、始まりは戦後日本の復興を祈願して、江戸時代に栄えた富士講の古道をたどり、富士山頂浅間大社奥宮を目指す由緒正しき神事である。
春日大社の権宮司だった日本文化の権威、岡本彰夫先生からは、ちゃんと精進潔斎(神事などに際して身を清めること)して装束(白装束が基本)を整えてやりなさいと叱られたこともある。が、当社の正装はオールブラックス。(汗)
この10年で、入山規制や有料化など富士山を取り巻く環境もずいぶんと変化している。にもかかわらず、大会はいつもと変わらず開催され、多くの挑戦者を受け入れていただいている。
困難なレースは走る側だけでなく運営側もガチである。この富士登山競走を80年近く開催していること自体、偉業の域に達している。大会関係者の方々には尊敬と感謝しかない。
ランナーとしては、当社の年度初め行事としてこの挑戦の面白さを後輩たちにつなぎつつ、微力ながら公式スポンサーとして運営側の挑戦にも役立っていきたいと考えている。
MAKE TOMORROW!
