
今年も、富士登山競走を走ってきた。(五合目コース15km/1480D+)
五合目までを2時間20分以内に通過できず、山頂挑戦権を失ってから、もう三年目になる。わずか数年前まで走り通していた馬返しは遠く、中野茶屋から歩きとおした。
そろそろ応援に回るか。そんな気持ちがよぎるほど、酷暑の中の登りロードがきつくなった。もちろん、それなりに準備が出来ていればその限りではないだろうが、今年は精神的にもそんな余裕はなかった。
その様子は周囲の眼にも明らかだ。レース前に仲間たちから、今日はテンション低いですねとからかわれた。正直、これほどテンション低く臨んだことは初めてだ。
ところが、三合目を過ぎたあたりから、急に気力が蘇ってきた。気温が下がり、エイドで十分な水分補給を終えたこともあるが、それだけではない。パワースポットなど信じない質だが、以前から、旧登山道の馬返し前のあたりや、三合目から四合目あたりは疲れたメンタルがなぜか復活する体験を繰り返している。他のレースではこんなことは無い。なにか、自然のチカラを感じる。
あれほどローテンションで臨んだ今回だが、終えてみると、重い荷物を下ろしたような心持ちだ。また来年の参加に向け、頑張ろう。そんな気力が戻ってきた。これが、勝手に当社の「神事」としている理由である。
マラソンでも、トレイルでも得られない、一年に一度の特別なレース、「この山には過酷に挑む価値がある」とはこのレースのキャッチコピーだが、私にとっては、日々を生かす気を養う上で、欠かせない存在になっている。
来年も行くぜ、まってろよ!
MAKE TOMORROW!





