THE RUNNING 走ること 経営すること

Running is the activity of moving and managing.

2018-01-01から1年間の記事一覧

今年の三冊、30年ぶりの吉村昭「戦艦武蔵」(メガネ万歳2018、)

今年も大詰め、さて今年も印象に残った本を振り返ります。自宅やオフィスの机の上、そしてKindleの本棚に並んだ今年買った本を眺めていると以前の様に強烈に印象に残る本が少ない事に気づきました。理由はネットで情報をザッピングする事に慣れてしまい、本…

ルーティンもダイナミックに進歩させないと害になる。

今年のトレイル走り納めは12月16日に茨城県石岡市で開催された「茨城国体デモスポトレイルラン記念大会」です。紅葉残る筑波連山(写真上)をファンランで締めくくりました。10月のハセツネリタイア以来ランから離れていたのですが、徐々にリカバリー…

カレンダーと天文年鑑2019

師走に入り、来年のカレンダーが手元にも増えてきました。アバントグループの卓上カレンダーも出荷が始まっています。来年も自然をテーマとしたものですが、出来は歴代最善です。 カレンダーの写真はグループのメンバーが撮影しています。作品を眺めると作家…

龍野、安来、出雲、三景

先日、本籍地のあった兵庫県たつの市を訪問。姫路から程近い古い街並みが残る洒落た城下街。姫路城の豪華さもさることながら、落ち着いた小京都の佇まいも中々です。 帰路、島根県安来市の足立美術館に立ち寄り。雄大な借景を活かした庭園と大山大観の作品が…

なんとなく最近よく転ぶなぁ、と思ったら視野を鍛えよう。

身体は食べたものから出来ている。意識は見たものから出来ている。視覚以外の五感も情報を取り込む上で重要な役割を果たしていますがおおよそ8割と言われている視覚の重要性に疑いの余地はありません。 にも拘わらず、これまで視覚に対する意識は低く、身体…

雪纏う富士三景、雁ヶ腹摺山・滝沢林道・二十曲峠より

寒気の入った雨上がりの快晴との予報を受け、今朝は10月にも拘わらず綺麗に雪化粧した富士山が現れるだろうと、絶景が拝める三カ所を巡りました。最初は旧500円札を描いた場所の雁ヶ腹摺山への登山口付近から。気温5度、さすがに手がかじかみました。…

今年のハセツネ(第26回日本山岳耐久レース)はもっとキツかった。

通称ハセツネ、日本山岳耐久レース。リタイアでした。 今年で4回目の出場。通算10回完走すると得られるアドベンチャーグリーンを目指しているのですが、途中で水切れになり断念しました。 本来、ヒマラヤなどの登山者訓練レースと位置づけられているハセ…

この会社のかたち、変容する企業のあり方

2018年9月19日は株式会社アバントの22期株主総会でした。今年は会場を竹橋のKKRホテル東京(写真は控え室から)に移しての開催です。沢山の株主の方々にお集まり頂き、質疑応答では多数のご質問、激励を頂戴致しました。 後からふり返って、少し…

何を言っているかわからないCEOを意訳するCFO

先日、スタートアップやインキュベーターが集まるイベントに顔を出してきました。すでにIPOを果たしている企業経営者が講師となって、沢山の起業家と自分の経験や考え方を共有するような場です。 当初一つだった会場が、途中から部屋を分割してCEOセッシ…

理想的なパフォーマンスを出すための要素、マインド・ソウル・ボディ・エモーション

富士登山競走から一月、久しぶりに一ヶ月近くオフシーズンと決め込んでほとんど走らず身体を休めています。未完走の再挑戦レースであるロングトレイルのSTYとバーティカルレースの富士登山競走とかなり難易度の高いレースにもかかわらずそれぞれ4月末7…

パッションの形、ヒストリカルビルディング

NYです。常に新たな建造物が建設されている街ですが、ヒストリカルビルディング(Histrical Building)にもあふれています。 新築の超高層ビルもあちこちで開発されていますが、ヒストリカルビルディングと共存するために細長いペンシルビルが増えています。…

富士登山競走2018、完走持ち越し、また来年!

今年も恒例となった富士登山競走へ参加してきました。レース翌日の日経朝刊によると大会参加者総数は3658人、そのうち麓から山頂までの21キロのコース参加者は2354人で完走は1020人、完走率43%とのこと。完走率の低さもさることながら経済…

リアルとバーチャルのバランスが急激に変化する社会

今年も恒例の富士登山競走まであと二週間を切りました。昨年と比べると調整は遅れていますが、今年は無理せず疲労を蓄積させないように疲れているときはロードバイクに乗っています。 先日もアクティブリカバリーのためにバイクで大井埠頭に向かったのですが…

人生とは時間の使い方、である。

働き方改革関連法が成立しました。労働時間の総量規制という論点は興味深いので今回は時間に関する個人的な話を少々。 労働観というものはおそらく社会に出たときの環境に大きく影響を受けるのでしょう。「24時間働けますか」のキャッチフレーズにアドレナ…

人は自分が見ている方向に進んで行くんだ~創造的KPIの意義~

以前、富士スピードウェイの本コースで走行機会があった時のことです。講師から運転の基本をレクチャーしてもらったのですが、長年車に乗って来たにもかかわらずシートポジションもハンドリングも正解だと思っていた事と異なっていて驚きました。シートポジ…

そうだ チームジャージ、つくろう!

梅雨入り直前の好天。いまだリカバリーモードから脱していないこともあり「武蔵五日市⇔都民の森」ヒルクライムへ出かけました。山間の水田も田植えが終わり、水面と緑、そしてあぜ道の花が美しい! それにしても今日はよく抜かれました。レースでもないのに…

実学2.0 インタンジブルな投資への憂鬱

これまでバイブルのように幾度となく読み返して来た本はいくつもありますが、稲盛和夫さんの「実学」もその一つです。経営における会計の重要性とともに、会計を換骨奪胎し自分達の価値創造の道具とせよということを事例を通して書かれています。 実学が最初…

STY2018完了!UTMF行きますか?

GW初日、四年ぶりの再挑戦だったトレイルレースULTRA-TRAIL Mt.FUJI2018のSYTに参加してきました。 UTMF・STYは年により開催時期が秋になったり、コースが東ルートになったりと毎回コンディションが異なります。今回は、前…

怒髪天の「夏の扉」が凄すぎて、思わず昔の記憶が。。

先日、NHKBSのTHE Coversで見たロックバンド「怒髪天」の「夏の扉」があまりにも衝撃的で、無性に松田聖子の曲が聴きたくなり今日のトレランBGMは「聖子ちゃん」特集。高校の時の北アルプス登山合宿のバスの中で、何時間も延々と松田聖子の…

再挑戦!もうすぐウルトラトレイル・マウントフジ2018

今月、2018年4月27日~29日にかけて6回目のUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)が開催されます。富士山の周辺を巡るレースで、競技は170キロのUTMFと92キロのSTYの2種目です。 私は2014年以来2度目のSTYにエントリー…

BE GLOBAL、経営組織の国際化のすすめ

先日とある会合で聞いた話が印象的でした。全体テーマは世界経済と日本企業の課題という包括的なもので、経済統計や学術調査のデータを元に今後の進むべき方向感を考えるというものです。 その中で国別の国際競争力ランキングで有名なスイスの国際経営開発研…

アバントグループ、東証一部へ上場しました。

3月7日、アバントグループは東証一部市場へ上場しました。グループ各社の代表メンバーとともに東証のセレモニーに出席して来ました。 100年企業への道筋としてTSE1を明確に目指して来たこともあり、感慨深いものがあります。 おもわず涙腺が緩んで…

東京マラソン2018、パシュートに感動して3人で走ってみた

今年の東京マラソンは曇り、気温も低めでマラソンのコンディションとしては悪くありませんでした。とはいえ、スタート待ちの間に身体だけでなく、メンタルも冷えてしまいました。場所はスタートの都庁前。 今年は3人で走りました。トレイルと違ってひたすら…

チョイト一乗りのつもりで漕いで~、スーダラ節とシュンペーター

チョイト一乗りのつもりで漕いで、いつのまにやらロング走、気がつきゃ羽村のベンチでごろ寝、これじゃ身体にいいわけないよ、わかっちゃいるけどやめられねぇ。 今日はまるでスーダラ節のようなポタリングになりました。写真は復路、羽村のたまリバー50キ…

通訳のプロって。。。マジすごい!とある役員会での体験

今年も東京マラソンまであと一ヶ月となりました。少し長距離へ身体を慣らしておこうと皇居をゆっくり6周してきました。かなりの寒気で風も強く、「今日はランナー少ないかな?」との思いと裏腹にいつも以上に多くのランナーで賑わっていました。 さて本題、…

NTJ(NRT TO JFK) 99時間30分の旅

年明け早々ニューヨーク出張を入れていたのですが、アメリカ東部を襲った爆弾低気圧による大雪のため、行きはシカゴまでとなり当初予約していた帰りの便もキャンセルとなるという体験をしました。 大雪の嵐で機能停止に陥ったニューヨークのJFK空港、その「4…