ブログ、今回から三年目に入ります
一昨年の12月、上野原秋山トレイルレースの話題からスタートしたこのブログも今回で丸二年となりました。きっかけは書籍出版の相談をさせていただいた方からの勧めでした。
相談の趣旨である出版の目的は会社の知名度向上でした。そもそも企業向けの事業を行っている会社なので一般的な知名度はあまり気にする必要はないのですが、ある程度の認知度向上は意識すべしとの指摘が外部からあり、その手段の一つとして書籍の出版が候補になりました。
「そうか、」ということで早速、「社会としての会社」というタイトルでグループ経営に関するうんちくを12万字程度書き下ろしたのですが、自分で読み直してみて果たしてこれは当初の目的に合致するのだろうか?という疑問が湧き起こり、単刀直入に出版価値はあるかとプロに相談したところ・・・
「うーん、ブログから始めてみるのがいいんじゃないかしら。」
やんわりと出版はやめときなさいと諭され、ブログを書いて修行しなさいとご指導いただいたわけです。そこで、早速その週末からブログを始めました。
「テーマは自分の好きなことがよいでしょう」とも、
そこで、「走ること、経営すること」をテーマにしました。走ることはその時々の出来事を、経営することについては書き下ろした原稿を一部転載すればよいと考えていました。そこからは毎度試行錯誤の繰り返しです。
それから二年、原稿の転載どころか、気がつけばほとんど絵日記となり、新たに書きかけた経営うんちくも日の目を見ることも無くお蔵入りしたままです。またブログに対するさまざまなフィードバックからは、知名度向上は本業を通してやるべきで、出版やブログのようなものは全く別の目的でやったほうがよいことも解りました。
当初の目的には役立たないということが解った今、そろそろ区切りをつけるという判断もあるのですが、私にとって二週間に一度のブログは情報というものを考え続けるよい機会ともなっていることから、もう少し続けてもよいかなと思っています。ん?
いやいやそんなんじゃなくて、今日のレースで初入賞したので続けます!が素直かな。
ということで、今回から3年目のブログに入ります。
上野原秋山トレイルレース、初入賞!
ルートは、中央高速上野原インターから車で南に15分程度の秋山温泉を起点とする17キロのコース。今回で3回目の参加です。
50歳代5位ではじめて入賞できました。師匠の春日さんは準優勝。表彰台はないけれど、賞状は素直にうれしい。アバント50代コンビ頑張ってます!昨年より春日さんともどもタイムと順位を上げることが出来ました。
7月の富士登山競走以来、登攀力強化のために導入したヒルクライム練習の効果です。キツい上りではケイデンス(回転数)を変えずにギアで負荷を調整するヒルクライムの要領で歩みのペースは変えずに歩幅を調整しながら登るとこれがかなり有効。これまでは疲れるとついつい大股になりドッコイショ的に登っていたのですが、ひょいひょいと登る感覚です。目指す仙人に一歩近づいたか?
今回アバントからは4名の参加、若手二人は激戦区のため表彰台には届きませんでしたが今年の富士登山競走アバントグループチームでただ1人山頂に立ったエース古野さん(写真右端)が4人の中で一番。私はビリですが、表彰台をオレンジに染める日を夢見て仲間を増やしていこうと思います。
最初の写真は「巌道峠」からの富士山、1月にはダイヤモンド富士が見えるらしい。