THE RUNNING 走ること 経営すること

Running is the activity of moving and managing.

同じテーマで異なる世代の著者の本を読んだら面白かった

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12月24日のブログで触れた『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(伊藤亜紗)にインスパイアされ、人間の知性に世代的多様性から触れてみようと気になる本を何冊か読んだ。

一つは、外山滋比古さんの『自然知能』。「思考の整理学」が有名だが、「老いの整理学」も印象深い。なんとなく自分の長年のコンプレックスのようなものを洗い流してくれた。

二冊目は『近代美学入門』(井奥陽子)。「わかっているんだけど言葉にできないもの」を言語化する「美学」というものに触れてみようと読んだ。まだまだ知らんことだらけだと好奇心が刺激された。

三冊目が、『ことば、身体、学び』(為末大・今井むつみ)である。過去に触れた『熟達論』と『言語の本質』、両著者、まさかのうれしい共著である。AI時代における人の成長という問題意識に刺さった。

いずれもとても読みやすい本なのだが、世代も専門性も異なる著者による本を無理やり同じテーマ性をもって読んだことで不思議な読後感に陥った。経験を積むことによる人間のものの見方の変化と、そこから得られるインスピレーションの違いへの面白さである。

社会の持続性にとって、ダイバーシティの中でも世代間ダイバーシティが本丸と個人的には考えている。それぞれの世代の知性を活かせる社会とはどんな姿なのだろう。

う~ん、わからん、ここから先は対話だな!