THE RUNNING 走ること 経営すること

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撮るか?観るか! 25、000発の古河花火大会

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第11回古河花火大会

昨晩(2016年8月6日)、実家のある茨城県古河市で花火大会がありました。
古河の花火大会は私が子供のころからありましたが、平成の大合併で総和町、三和町、古河市が一緒になりそこから数えて11回目です。

打ち上げ総数25、000発。午後7時20分から8時50分の1時間半で重さ300kg、直径90cmの三尺玉二発を含めた大量の花火を打ち上げる贅沢な花火大会です。

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きっかけは古河第一中学時代の友人から届いた「ご無沙汰です、(中略)土曜日は古河の花火大会です。」というメッセージ。そうか、じゃあ、実家に顔でも出してくるかと親に連絡すると「(花火大会の)場所取り行きます」と母から返信あり。せっかくメイン会場近くで観ることができるのであればと、久しぶりに撮影機材を持ち出しました。

メイン会場は渡良瀬遊水池という広大な貯水池の縁に位置するゴルフ場です。開花直径が650メートルと言われる三尺玉の大きさを地図にかぶせると以下のようになります。地の利を活かしたイベントです。

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撮るのか、観るのか?

中学時代の夏休みは毎年友人と連れだってこの花火を観に来ていました。当時もカメラ同伴です。当時の機材はCONTAXの一眼です。それで三脚も使わずに撮っていました。手持ちですから撮るよりも観るほうがメインです。もちろん、撮れる作品もそれなりです。当時は単に写真を撮るという行為が好きだったようです。

2000年に会社の卓上カレンダーをつくろうと写真を再開してからは、作品そのものへのこだわりが強くなりました。撮りたい作品のイメージを先につくり、それを求めて撮影に行くというスタイルです。

風景写真がメインなので、カメラを据えてから光や雲がイメージに近くなるまで待つこともしばしばです。そのような場合は景色をしっかり裸眼で眺めつつシャッターを切るので気持ちのいいものです。

ところが、花火は難しい。

かつて、幾度か撮影対象としたことはあるのですが、すべてカレンダーにはなりませんでした。単品ならまだしも、カレンダーのようなシリーズ写真で自然モノと並べるとどうしても負けてしまうのです。

その上、撮影していると設定変更や位置の修正などに追われ花火を堪能できません。
昨晩の花火は本当にすごかったので、「写真なんかとってる場合じゃない!ええい、動画にしてしまえ!」と、後半は写真撮影を放棄して花火を満喫しました。

やっぱり花火は観るに限る!

映像はこちら

ということで、グランドフィナーレの特大ワイドスターマイン「千輪の花園」です。
終わったかと思ったところでだめ押しの特大スターマインが上がり、24mmレンズ84度の画角から大きくはみ出す圧巻大パノラマでした。

 

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いやいや、本当にすごかった。