先週は、ニューヨーク/ニュージャージー出張だった。
訪問先の一つに旧ベル研究所(現在はBell Worksという商用施設になっている)があった。何人ものノーベル賞受賞者を輩出した建物は、クリストファー・ノーラン監督の映画、インターステラーで五次元を表現するシーンを彷彿させるデザインで美しかった。60年以上経った建物が現役であるだけでなく、今なお新しさを感じさせてくれる。(写真)
オンラインミーティング環境が発達し、出張せずにコトを進めることはかなりやりやすくなった。時差ボケに弱い自分としては、できることならすべて日本時間で生活していたい。それでも、やはり現地を訪問して直接人と会うことでしかできないことも少なくない。今回も、いくつかの新たなアクションにつながるきっかけを得ることができた。
肝心のランは、体力温存のため丸一週間休憩である。苦手な時差ボケも、IPS細胞山中教授おすすめの、オレキシンという覚醒を維持するために欠かせないホルモンを抑える睡眠薬を使うようになってから格段に楽になった。これまでは、現地の時間に身体を合せることを第一に考えていたが、問題は単純に寝るべき時に寝る。それだけでよかったのである。
ようやく、新薬の助けもあり、そこそこの体調をキープしながらのニューヨーク出張方法がわかってきた。MAKE TOMORROW!